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回帰分析を用いた重力加速度の測定(江風SSⅠ)

 1年生理数コースの課題研究です。前回、前々回と回帰分析について学習してきました。今回は物理基礎重力加速度の測定実験が終わった直後ということで、自分たちが実際に測定した実験データを回帰分析します。

 物理基礎の授業では物体に記録テープをつけ、自由落下させます。測定データから速さを求めてv-tグラフにプロットし、自分で直線を引いて傾き(重力加速度)を求めます。その際に、直線の引き方によって重力加速度の値に差が生じてしまいます。

ある生徒の実験レポート。誤差が15%になっていますが…
回帰分析の結果、誤差は約4%になりました!
実験レポートにデータ分析の結果も加筆します

 誤差が小さくなった生徒ばかりではなく、かえって誤差が大きくなった生徒もいて、自分の引いた直線の傾きとの違いに驚いていました。自分でデータをプロットして直線を引くことも大切ですが、課題研究においてはパソコンを用いて回帰分析を行うことが重要です。

 今回の授業で分析ツールについて一通り学習を終えたことになります。2学期からは物理・化学・生物に分かれてミニ課題研究を行います。また、江風探究ユニット(1学年 総合的な探究の時間)でもデータ分析が必要な場面が出てきます。データ分析の仕方について学んだことをぜひ活用していってほしいです!

みんなにも読んでほしいですか?

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