江風グローバルシンポジウムを開催しました
7月26日(金)新潟ユニゾンプラザにて『令和6年度江風グローバルシンポジウム』を開催いたしました。『課題研究を通した社会参画』の在り方について参加者と考えを深めるとともに、『3年生理数コースの課題研究の集大成』としての発表の場として毎年開催をしています。
コロナ禍では校内で実施するなど規模を縮小して開催しておりましたが、今年度は市内・県内の教職員や市内中学校の生徒・保護者など学校外からも広くご案内をし、参加をいただきました。
第1部では『TACC(思考力・行動力・創造力・伝達力)を伸ばす課題研究』をテーマにパネルディスカッションを行いました。本校の宮崎芳史教諭がファシリテーターを務め、69期の卒業生1名と本校生徒3名(3年理数コース2名・2年生1名(SSGマイプロジェクトコース))がパネリストとして参加し、課題研究を通して上記4つの力を伸ばすために必要なマインドについて、会場も巻き込んで考え、話し合いました。
パネリスト4名が課題研究や探究活動をしていて困ったことや活動を通して身につけられたことを振り返るとともに、後輩に向けたメッセージを送りました。(いくつか抜粋します)
・答えのない問いに向き合うのは大変だった。
・SNSによる発信は興味のある人にしか届かないことが難しかった。
・課題研究をもっと外部に発信していってほしい。
・好きなことだけでなく、色々なものに興味をもってほしい。
・興味を持ってもらえるように伝える力が重要。
第2部では3年生の理数コースの代表班2班によるステージ発表と、全11班のポスターセッション形式の発表がありました。
最後に運営指導委員の方から講評をいただきました。「先行研究をもっと丁寧に調べること」や「思考力・行動力・創造力・伝達力に加えて、批判的に物事を見る力が重要」という言葉が特に印象的でした。
5年ぶりとなる校外での開催でしたが、盛況のうちに実施することができました。ご来場いただきました皆様、大変ありがとうございました。