江風SSGの紹介
江風SSGとは、2年生の生徒(理数コースを除く全員)が取り組んでいる課題研究です。(毎週水曜日の5時間目)1年間の活動を6つのユニットに分け、段階的に実施しています。ここでは今年度の活動の様子を紹介します。
ユニット⓪(4月)
今年度の見通しを持たせるためにガイダンスを実施しました。その後、班ごとに分かれて自己紹介や研究テーマ設定のための情報収集に取り組みました。
ユニット①(5月)
研究テーマを設定するために、先行事例や関連資料を調べました。また新潟大学創生学部の田中一裕教授から講演をしていただき、探究の進め方についてご指導いただきました。
ユニット②(5~7月)
リサーチクエスチョンと仮説の設定を行いました。リサーチクエスチョンとは研究全体で何を明らかにしたいのかを示す「問い」、仮説とは「問い」に対する「答え」の予想です。それらに基づいて研究計画書を作成し、同じテーマのグループ内で発表し合い、意見交換を行いました。
ユニット③(8~11月)
各班の計画に基づき、調査や研究(仮説の検証)を行いました。仮説の検証が難しい文系のテーマについては、複数の大学の先生方や大学生に来ていただき、指導・助言をいただきました。
ユニット④(12~1月)
研究の成果をスライドと論文にまとめました。
ユニット⑤(1~3月)
成果発表会に向けてリハーサルを行い、発表方法の練り直しに取り組みました。そして3月はSSH課題研究成果発表会を実施し、研究成果の共有を図りました。次に続く1年生も発表会に参加しました。
1年間の活動を通して、生徒たちは根拠に基づき仮説の検証を行うなど、探究力の向上を図りました。発表の仕方も、昨年度より改善されたと評価を受けました。