見出し画像

令和6年度 人権・男女平等教育講演会

2024年11月6日、新潟南高校で、敬和学園大学の金耿昊(キム・キョンホ)先生をお招きし、「日本の近現代史と差別」というテーマでご講演いただきました。金先生は歴史学の専門家として、その博識と深い洞察に基づいたお話を、具体的な経験を踏まえて私たちに分かりやすく伝えてくださいました。以下、講演の詳細を紹介します。


差別問題に対する問いかけ

金先生はまず、私たち高校生の生活に寄り添う形で問いを投げかけられ、講演をスタートされました。生徒たちの生活の多様な面に触れたうえで、身近には見えにくく、感じにくい「差別」があることを、生徒に伝えられました。「高校生活の中で、差別を身近な問題として感じることは少ないかもしれませんが、大人になる前に一度立ち止まって考える必要があります」と話され、生徒たちは「差別」を自分自身の問題として捉え、「差別」に対する意識を高めていました。

差別の歴史と現状

差別がなぜ許されないのか

インターネット時代における差別の問題

私たちへの温かなメッセージ

最後に、金先生は「学校生活を通じて、自分がどのように生きるべきかを考えてほしい」との温かい言葉をくださいました。講演会を通して、我々が、社会の中で他者と共に生きる上で差別をなくすために何ができるかを深く考え、自らの生活に繋げていくことの重要さを学びました。特に、見えない・気付かない差別について、多様な視点で考えることが大切だと分かりました。教職員生徒一同、講演会での学びを今後の生活に生かしていきます。

金先生、お忙しい中ご講演をいただき、ありがとうございました。