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分析ツールの使い方③ 相関(江風SSⅠ)

1年生理数コースの課題研究です。分析ツールの使い方にもずいぶん慣れてきました。今日は相関について学習します。

最初は前回の復習から。もう一度ヒストグラムを作りました。

分析ツールを使って相関係数を求める作業自体は非常に簡単です。重要なのは、データ間に強い相関があったときに、それらが因果関係でもあるのか、擬似相関なのか、という判断です。擬似相関であるならば、因果関係を推測するために仮設設定を行います。

今回はSSDSEのデータを使って様々なデータ間の相関を調べてみました!

用いたデータは「全国・47都道府県庁所在市×家計消費226項目」です。
(1世帯当たりの食料の年間支出金額(消費額)を、魚介、肉、野菜、果物、菓子、飲料などに分類し、それぞれ詳細な品目別にデータを収録しています)

複数のデータ間の相関係数がまとめて分かるので便利です。

「塩さけ」と「カップ麺」に正の相関があったり、「合いびき肉」と「塩さけ」には負の相関があったり…。いろいろと因果関係を推測するのが楽しくなってきます。

ワインとチーズは正の相関が強い…やはり相性抜群なのですね。

今回も2-9の生徒にアドバイザーとして参加してもらいました。昨年はSSDSEのデータを用いなかったので、様々なデータ間の相関係数に興味津々な様子でした。

むしろ先生方のほうが興味津々でした笑

次回はいよいよ回帰分析に入ります!