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6人のJICA研修員からアフリカの国や文化を通して多角的な考え方を学ぶ(江風グローバル研修③)

異文化理解サイエンスワークショップ

令和6年1月16日(火)12:45~15:15、6人のJICA研修員を本校にお招きし、江風グローバル研修参加者(2年生のうち63人)を対象に、異文化理解サイエンスワークショップを開催しました。

多角的に物事を考えることができると、課題研究はより良くなります。新しい文化や考え方に触れることで、無意識だった「当たり前」に気づき、それまでは思いつかなかった視点を得る契機とするため、生徒たちにとって未知の世界であるアフリカ大陸の国々に焦点を当て、異文化理解学習を行いました。後半には、班ごとに課題研究のポスターに対してフィードバックをもらい、2月1日の英語ポスター発表に向けて改善点を確認しました。

JICA研修員とは

研修員受入事業(短期)とは?
国づくりの担い手となる開発途上国の人材を「研修員」として受け入れ、技術や知識の習得、制度構築、ネットワーキング等をバックアップする事業です。(JICA東京ホームページより)

https://www.jica.go.jp/domestic/tokyo/activities/kenshu/index.html

今回はJICA新潟デスク様のご協力により、新潟市在住の6人のJICA研修員(出身国:ケニア、ナイジェリア、南アフリカ共和国、ガーナ、コートジボワール、セネガル)が来校されました。

1. JICA研修員によるプレゼンテーション

参加者は2部屋に分かれ、各部屋で3人のJICA研修員から国や文化、職業経歴について英語で説明を受けました。1つの国に何百もの部族や言語が存在していたり、大型の野生動物と共生する街や、都会的な高層ビル群、色鮮やかなお祭り衣装や楽器の数々など、全てが刺激的でした。アフリカを一括りにするのではなく、1つ1つの多彩な文化を持つ国として認識するきっかけとなりました。

2. 座談会

1人のJICA研修員を10人程度の生徒で囲んで座談会をしました。1回10分程度のセッションを3回行い、3人の研修員に様々な質問をしました。特に、外国人の目から見た日本に驚いている生徒が多かったようです。

3. 情報交換

全員が主会場に集まり、前半にそれぞれの部屋で学んだ内容を生徒同士で共有して、直接話を聞けなかった3人の研修員についても間接的に学びました。

4. 英語ポスターへの指導・助言

ご参加いただいたJICA研修員の皆さんは、新潟大学の農学部または工学部の大学院に在籍しているそうで、SSⅡ(2年理数コースの課題研究)で作成中のポスターにも、短時間で次々と的確なアドバイスをしてくれました。その後、生徒たちは「そもそもこれが伝わらないのか」とか「この部分の説明が全然足りていない」と言いながら、さっそく修正作業に取り組んでいました。


Coming Soon…

令和6年2月1日(木)午後
江風グローバル研修その④「英語ポスター発表練習会」
9人のJICA研修員を迎え、英語でポスターセッションを行います。