分析ツールの使い方② ヒストグラム(江風SSⅠ)
1年理数コースの課題研究です。前回は、分析ツールの追加の仕方、基本統計量の求め方について学びました。今回は分析ツールを用いてヒストグラムの作成を行います。
一般的にヒストグラムを作成するには、①階級(データの区切り幅)を作成し、②FREQUENCY関数で度数分布表を作成し、③それを棒グラフ表示する、という工程になります。分析ツールを用いると、度数分布表の作成と棒グラフ表示を同時に行うことができるので便利です。
今回は、分析ツールについて昨年学んだ2-9の生徒もアドバイザーとして一緒に授業に参加してもらいました。今年度2-9の生徒は実際に課題研究を進めていく上でデータ処理が必要になってきます。後輩に教えることによって、データ処理の技能を向上させていくねらいがあります。
2-9の生徒にとって久しぶりの分析ツールでしたが、積極的にアドバイスをしていて良かったです。(思ったより楽しそうで安心しました…!)
ヒストグラムを作ることがデータ処理のゴールではありません。階級の幅を変えてヒストグラムをいくつか作ることが重要です。また、ヒストグラムが二峰性の場合、2種類のデータが混在している可能性があります。
次回も2-9の生徒に参加してもらいます。今度は相関係数について学習していきます!