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SSH

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本校は平成30年度より、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校として第Ⅳ期5年間の指定を受け、令和5年4月からは第4期の経過措置(2年間)がスタートしています。本校のSS…
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#統計データ分析

SSH生徒研究発表会(全国大会)で「奨励賞」を受賞しました!

8月7日、8日にSSH生徒研究発表会が神戸国際展示場(神戸市)で開催され、SSH指定校、経験校の231校の生徒が参加し、研究発表を行いました。 本校からは、3年理数コースの数学班3名がポスター発表を行い、審査員からの評価の高かった学校におくられる奨励賞(6校)を受賞しました。 数学班の3名が「分数正多角形についての考察~正2.5角形ってどんな形?」の研究発表を行いました。多くの方から研究内容に興味を持っていただき、活発な議論が繰り広げられていました。 これで3年生が参加す

分析ツールの使い方④ 回帰分析(江風SSⅠ)

1年生理数コースの課題研究です。中間考査や体育祭があり、約1か月ぶりの授業になります。今回は分析ツールで回帰分析を行います。 散布図のデータに相関がみられる場合、回帰分析は必須です。分析ツールを用いなくても回帰分析を行うことはできますが、分析ツールでは①データから散布図を作成し、②相関係数を求め、③回帰直線を引く、という作業を連動して行うことができます。 前回の授業で用いたSSDSEのデータを再び活用し、各々で好きなデータについて回帰分析を行いました。 まずは、前回の復

分析ツールの使い方③ 相関(江風SSⅠ)

1年生理数コースの課題研究です。分析ツールの使い方にもずいぶん慣れてきました。今日は相関について学習します。 分析ツールを使って相関係数を求める作業自体は非常に簡単です。重要なのは、データ間に強い相関があったときに、それらが因果関係でもあるのか、擬似相関なのか、という判断です。擬似相関であるならば、因果関係を推測するために仮設設定を行います。 今回はSSDSEのデータを使って様々なデータ間の相関を調べてみました! 用いたデータは「全国・47都道府県庁所在市×家計消費22

分析ツールの使い方② ヒストグラム(江風SSⅠ)

1年理数コースの課題研究です。前回は、分析ツールの追加の仕方、基本統計量の求め方について学びました。今回は分析ツールを用いてヒストグラムの作成を行います。 一般的にヒストグラムを作成するには、①階級(データの区切り幅)を作成し、②FREQUENCY関数で度数分布表を作成し、③それを棒グラフ表示する、という工程になります。分析ツールを用いると、度数分布表の作成と棒グラフ表示を同時に行うことができるので便利です。 今回は、分析ツールについて昨年学んだ2-9の生徒もアドバイザー

分析ツールの使い方①基本統計量(江風SSⅠ)

いよいよパソコンを使ってデータ分析の練習をしていきます。江風SSⅠ(1年理数コースの課題研究)ではExcelの「分析ツール」を用いて統計学の基礎事項を学びつつデータ分析を行います。 1学期の中で約8時間しかデータ分析の演習ができない点、本校では情報の授業を2年次で履修する点、などを踏まえた結果、江風SSⅠの授業ではExcelの「分析ツール」の使い方に焦点を絞ってデータ分析の練習を行います。 分析ツールの「基本統計量」を用いると、Excelの関数を覚えていなくても、データの